バービー人形の人体模型で解剖学を学ぶ。【バービー人形を改造】
バービー人形と言えば可愛らしい女の子の人形ですが、彫刻によりバービー人形を人体模型に改造して解剖学を学べる物が存在する。違い少々気持ちが悪いが是非見て欲しい。
バービー人形の人体模型は市販で売られているものではなく、市販のバービー人形を改造して内部に人体の構造を彫刻した人体模型だ。jason freeny氏が制作した作品で完成度はとても高く仕上がりも素晴らしい彼の作品は世界中にファンがいる。
人体模型の内部は解剖学に沿った構造になっていて、胴体の上部から見ていくと乳頭、乳輪、乳腺、乳房脂肪体、肋骨、肺、肝臓、胃、大腸、小腸、膀胱、骨盤の順になっている。そのため子供に教える解剖学の教材としても十分に活用できる。
バービー人形の人体模型を製作する改造過程
市販のバービー人形の左前半身のみをカット、内部のパーテーション等をくり抜き発砲樹脂を流し込む。内部全体が固まったら彫刻を施し人体の内部構造を作り出す。
彫刻が終わったら塗装を行う。複雑な箇所は塗装後に再度彫刻を行い細部までしっかりと作りこまれる。
塗装後の乾燥風景だがバービー人形の頭が取れているうえに半分骸骨なのは何とも怖すぎる姿で小さな女の子が見ると間違いなく泣いてしまいそうだ。
完成したバービー人形の人体模型。細部の彫刻とカラーリングで素晴らしい作品に仕上がっている。
バービー人形の人体模型について
この商品は現在購入する事はできないがバービーの人体模型をプリントした物は購入する事ができるが、海外販売なので直接購入しなければならない。詳しくは下記にリンクを貼っているので興味のある方はご確認下さい。
過去記事でバービー人形の顔で振り返る56年【バービー人形の歴史】でバービー人形の歴史をご紹介したが、今回はバービー人形の人体模型のご紹介させていただいた。
reference:jason freeny