レゴ人形の頭を弾頭にしたレゴ弾で実銃を撃つとこうなる
LEGO / レゴと言えば子供向けのブロック玩具だが、レゴ人形の頭を弾頭にして実銃で撃つというレゴの用途とかけ離れた遊び方をしている大人をご紹介しよう。
まさか銃で発射されるとも思わないレゴ人形の頭たち、後にレゴ弾になる。
レゴの人形の頭が銃弾になるまで
リローダーで薬莢に装填されるレゴ人形の頭。
リローダーとは
リローダーは撃った後の銃弾のカートリッジ(薬莢)を再利用したり、好みの銃弾を作るための専門機械だ。金色の部分がカートリッジでカートリッジの中にはガンパウダー(火薬)が入れられている。カートリッジのお尻部分にプライマー(信管)が装填され銃の弾となる。
リロードされたレゴ弾たち、綺麗な仕上がりで売っている銃弾のようだ
マガジンに装填されるレゴ弾。
薬室に装填されるレゴ弾。もう逃げれない。
発射!!
ターゲットにめり込む。 威力はダンボールを貫通して壁に凹みが出来るぐらいで空気抵抗をもろに受ける形をしているせいか威力は全然無い。
線条痕がついたレゴ人形の頭、ドラマや映画で「線条痕が一致しました!」ってあるのはコレのことですね。
薬莢に収まっている側はガンパウダー(火薬)の爆発で煤がついている。
レゴ人形の頭を発射したときのエネルギー量
レゴ人形の頭は重さ8.6gr / グレイン(約0.5g)、1円玉の半分の重さだ。写真は「gn」となっているが「gn」も「gr」もグレインの値。補足:グレインは銃器関係でよく使われる重さの値で1gr / グレインは64.79891mg、1000mgは1gだ。
エネルギー量は初速×初速×弾頭重量÷2000で計算できる。9mmベースで計算した場合レゴ人形の頭のエネルギー量は28ジュールだ。
銃弾のエネルギー量の例
- 日本の玩具屋さんで撃ってるエアーガンは約0.8ジュール。
- 一般的な銃の9mmで弾頭重量が7g前後、エネルギー量は350~500ジュール。
- ダーティーハリーの拳銃44マグナムは弾頭重量が15g、エネルギー量は1,560ジュール。
弾丸(実弾)の大きさ一覧が非常に分かりやすい【エアーガンと威力比較】
出典:Из голов лего-человечков получаются отличные травматические пули