スイカの種を食べるとヘソから芽が出るのは本当?【その由来とは】
スイカの種を食べるとヘソから芽が出ると小さい頃に両親や、祖父母に言われたことはありませんか?私の小さい頃は本当に芽が出ると思っていたのでスイカを食べた後はオヘソのチェックを欠かさずやっていました。
そんなスイカの種に関わる迷信より、スイカの種は食べても大丈夫なのか?その由来についてご紹介します。
スイカの種を食べるとヘソから芽が出るのかどうか?
結論から言うと全くの嘘です。
ヘソから芽が出ることはありません。
スイカの種は食べられます。
スイカの種を食べてしまっても体内では芽が出れる環境でもありませんので、殆どが消化されずに便から排出されます。 もし消化されてしまっても人体に危険な事はありません、むしろ栄養になります。 ただ食べすぎには注意してください便が種だらけになっていしまいトイレが詰るかもしれません。
スイカの種を食べるとヘソから芽が出る由来とは
由来は諸説ありますが2つの説をご紹介します。
農家説
昔は食べ物が少なく、人手も足りなかったので農家の人が子供達にスイカを振る舞い、 スイカの種を畑に蒔かせる作業を手伝わせたようです。
その際にスイカの種ごと食べられてはダメなので、 「スイカの種を食べるとヘソから芽が出る」と子供が怖がるようなストーリーになったとされています。 ちなみにスイカは江戸時代あたりから日本で栽培されるようになりました。
食べすぎ注意説
子供がスイカを食べ過ぎてお腹をこわすのを避けるためにも言われています。
スイカは殆どが水分で大量に食べると下痢を起こしてしまいます。 種を取らせる行為を間に挟む事によって大量に食べるのを抑止していたようです。
まとめ
スイカの種は食べても大丈夫!
食べても大丈夫だけどスイカの種は取ったほうが美味しく食べられますよね。
夏の季節にスイカを食べながら子供達に「スイカの種を食べるとヘソから芽が出るよ~」っと日本の迷信を語り継いでいきましょう。