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第二次大戦末期に撮影された富士山の写真、黒富士から読み取れる実情
戦時中は日本、アメリカとも心理戦を展開しており相手を混乱させる狙いがあった。この黒富士の写真は第2次大戦末期に撮影された富士山の写真で政治的、軍事的に隠された思惑があった。
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アメリカのジョイント・インテリジェンス・センター、太平洋海域(JICPOA)のPSYOPユニット(政治的、軍事的な目標の達成するための情報操作部隊)はその一つに「黒富士」の写真を利用した。 1945年にジョンソン大佐からJICPOAのジョセフ・トゥイティー将軍に送られたのメモの中でこう記述されていた。
「自然に与えられた色以外の色で富士山が染まる」
黒富士から読み取れる実情
日本の象徴の富士山が黒色になっており、その上空を飛ぶ無数のB-29爆撃機。 この写真から読み取れる内容は日本の制圧だ。日本の象徴を手中に収める狙いがあり、日本と直ぐに認識できる富士山を利用した黒富士の写真は世界に向け発信され終戦に向けた一つと要因となった。
※山梨県にある奥秩父山地の南西部に位置する山の黒富士ではなく黒色に演出されている富士山である。
B-29爆撃機
東京大空襲や広島、長崎の原爆投下などに使用された爆撃機。
最後に
写真は構図や撮影時期などから様々なメッセージが詰っている。過去に見た写真を見直した場合、新たな発見があるかもしれない。
未来永劫富士山は日本の象徴として美しい姿を我々に見せて欲しい。
出典:File:US Bombers near Mount Fuji.jpg
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