動物・植物
【怪奇】冷凍庫の氷がくっつくのは舌や手だけではない、ニジマスも壁にくっつく
冷凍庫の氷を取り出して直ぐに手や舌につけると、くっついて取れなくなる現象は皆知っていて子供の頃によく痛い思いをしたのではないだろうか。しかし養殖場のニジマスが壁にくっついているのは未だかつて見たこともないだろう。
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冬のある日、デコラフィッシュハッチャーリーの生物学者Brian Malaise氏が興味深い発見をした。 なんと養殖場で飼育されている40~50cmもあるニジマスが壁に張り付いているのだ。釣り糸に引っかかってるわけでも誰かの悪戯でもない、3度見をしてしまうほどの怪奇現象を実際に目の当たりにした。
Brian Malaise氏は何故このような怪奇現象が起きたのかを分析した。
ニジマスの怪奇現象の流れ
- 1.ニジマスが水面をジャンプ
- 2.壁に接触
- 3.冬の寒波の影響で壁は低温
- 4.ニジマスの体表についた水分が壁に触れる
- 5.物体と物体が交わり熱伝導がおきる
- 6.壁はニジマスの体表の接触した部分の水分を凍らせる
- 7.接触面積がニジマスの重さに耐えうるに十分な面積だったためニジマスは壁にくっつく
- 8.熱平衡が起きニジマスは壁の温度と同じに凍りつく
- 9.ニジマスの塩焼きの様になる。
今回のニジマスには冷凍庫の氷を取り出して直ぐに手や舌につけると、くっついて取れなくなる現象と同じ現象が起きてしまった。良い子の皆は真冬に濡れた状態で冷えた壁に接触しない様に注意しよう。塩焼きになる恐れがあるぞ。
出典:TROUT JUMPS OUT OF WATER IN -30° WEATHER, TURNS INTO FISHICLE
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