メルセデス・ベンツ 新型SL コンセプトのモデルメイキング クレイモデル作業
メルセデスベンツの新型SLとなると日本のお金持ちの方はドレドレと見たくなりますね。新型SL コンセプトのモデルメイキング クレイモデル作業をご覧になりたいと思いませんか、そんな貴方の欲求を刺激します。
メルセデス・ベンツ 新型SLコンセプトについて
今回紹介するメルセデス・ベンツ 新型SLコンセプトはあくまでコンセプトなので次期SLや何年後かに販売されるとは限らないので注意が必要です。しかし実際にメルセデスベンツがモデルメイキングしクレイモデルを作成しているのは事実である。
モデルメイキングとは
コンセプトで打ち出したデザインを実物大で作り全体の出来を確認する作業で現代では車が世に生み出されるには必要な作業になっている。 モデルメイキングを金属の実物大ボディーで作るにはコストがかかるためクレイモデルを利用する。
クレイモデルとは
クレイモデルは粘土模型の事でクレイモデルは間違えても直ぐに修正できるため柔軟で自動車デザインでは欠かせない工法である。またバイクのボディーもクレイモデルで作成するのが主流だ。
外装以外にホイールなどを専用設計した場合「木材」を削りだしてホイールを作る。クレイモデルと同様金属で作るよりも低コストで済むためである。
メルセデス・ベンツ 新型SL コンセプトのモデルメイキング クレイモデル作業
ライン取りを行った後にクレイを盛り付け大まかな形になるように削り始める。
タイヤハウスは空いた状態でブレーキやサスペンションなどは一切存在しない。後にタイヤハウスに実物のホイールか木材で作ったホイールをはめ込む(備え付けると表現した方が正しいかもしれない)。
微調整をしながら削り、削りすぎた場合は粘土を足しまた削るを繰り返す。
粘土で出来ているとは思えない美しい仕上がり。プロのモデラーは凄いですね。
表面凹凸を限りなく少なくしてほんの少しザラ付を残す。塗装する際にプライマー(下地)がしっかり乗る様にするためで通常の車の塗装と同じだ手法を取る。
プライマーを施し完全に乾いたら色を載せクリアーでコーティングすればベースが粘土とは思えない綺麗な仕上がりになる。
完成したクレイモデル。
粘土でもココまで鏡面仕上げになる驚き。
SLと言えば自動開閉のルーフだがこのコンセプトを見る限りは開閉しない様な感じですね。
reference:benz sl