北朝鮮より弾道ミサイルが日本に落下した際の行動手順マニュアル
北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が日増しに強くなっている。内閣官房 国民保護ポータルサイトでは北朝鮮より弾道ミサイルが発射され日本にミサイルや破片が落下した場合の行動手順マニュアルを公開しているので紹介したい。
4月15日は金日成生誕105年を祝う大規模軍事パレードを実施されたが弾道ミサイルの発射や地下核実験の実施を行わなかった。しかし4月25日は北朝鮮軍が創設されて85年を迎えるため4月15日前後に弾道ミサイルが発射されなかったため25日に弾道ミサイルを発射する可能性があると非常に緊張が高まっている。
北朝鮮は日本を射程範囲にする弾道ミサイルを保有しており、弾頭に搭載可能な通常爆薬と核爆弾が存在している。 安部総理は4月13日午前の参院外交防衛委員会において弾頭に「サリン」を搭載可能だと明言している。
不安を煽るわけではないが、もしもの時は自分で自分を守る必要がある。また家族や友人も守る必要があるので弾道ミサイル落下時の行動について知る必要がある。もしもの時は電話回線や携帯の電波、インターネット等が一切繋がらなくなる場合がある。
政府は弾道ミサイルが日本または近海に落下した場合に対しての国民行動マニュアルを公開している。内閣官房 国民保護ポータルサイトでは北朝鮮より弾道ミサイルが発射された場合の行動手順は以下の様になっている。
弾道ミサイル落下時の行動について
弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で着弾します。ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、Jアラートを活用して、防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報をお知らせします。
行政からの指示に従って、落ち着いて行動してください。
- 1.速やかな避難行動
- 2.正確かつ迅速な情報収集
以下のようなメッセージが流れたら落ち着いて、直ちに行動してください。
(例)直ちに避難。直ちに避難。屋内に避難してください。ミサイルの一部が落下する可能性があります。屋内に避難してください。
屋外にいる場合
できる限り頑丈な建物や 地下街などに避難する。
建物がない場合
物陰に身を隠すか、 地面に伏せて頭部を守る。
屋内にいる場合
窓から離れるか、 窓のない部屋に移動する。
reference:国民保護ポータルサイト