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アメリカのパトカー内部を公開【2017年製ダッジチャレンジャー ポリス仕様】

アメリカのパトカー内部を公開【2017年製ダッジチャレンジャー ポリス仕様】

アメリカの警察・シェリフ(保安官)のパトカーと言えばシボレーのカプリスが有名だが、2017年製ダッジチャレンジャーのポリス仕様モデルが納車され内部が公開された。

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POLICE / ポリスとSHERIFF / シェリフ

パトカーにSHERIFF / シェリフと書かれている。つまりは保安官が乗るパトカーで警察とは違う。 アメリカの治安組織は複雑で州によっても警察官と保安官の扱いが様々で一様には言えないが簡単に説明すると

  • POLICE / ポリスは日本の警察に似た機関で捜査・逮捕・拘束をすることができる。
  • SHERIFF / シェリフは基本的に保安官1人と保安官助手で構成される。保安官は選挙で選ばれる場合が多く、ポリス同様に捜査・逮捕・拘束をすることができる。

ダッジチャレンジャーのポリス仕様モデルになぜ保安官のSHERIFF / シェリフとなるのかはポリス仕様(治安維持組織全体)として一律で流通しているからである。 ポリスもシェリフもパトカーの構造自体は同じで組織や州によって搭載する機器や銃器が違う。

SHERIFF / シェリフとPOLICE / ポリスの違いやFBI、シークレットサービス、マーシャル、ATFなどなどアメリカの治安組織は複雑極まりないのでまた別の機会に詳しく記事にしようと思う。

アメリカのパトカー内部

アメリカのパトカーの運転席

運転席にはノートパソコンが設置してある。犯人の情報や周辺の地図、作戦の内容などが表示され、保安官同士でデータを共有できる。さすがインターネットの国アメリカ。

パトカーに常備する銃

アメリカのパトカーに収納されるM4-A1とショットガン

運転席の横にはアサルトライフルのM4-A1とショットガンが縦に積まれている。ショットガンは見えにくい位置にあるがスラッグ弾とビーンバッグ弾が用意されている。

アサルトライフルのM4-A1については過去記事の「弾丸(実弾)の大きさ一覧が非常に分かりやすい【エアーガンと威力比較】」を見ていただければと思う。

ショットガンのスラッグ弾

スラッグ弾は1個の大きい鉛の塊を発射する弾で主に熊撃ちに使用される。実際には鍵のかかったドアを開ける際などに使用される、映画やドラマでよく見るシーンだ。スラッグ弾はハンドガンと違い人間の胴体に撃たれれば1発で即死するほどの威力がある。撃たれて手に付いた血を見て「何じゃこりゃ~」と言っている暇は無いぞ。 写真の赤くて丸いのが6個縦に並んでいる上4個がスラッグ弾で中心の銀色の部分が弾の上面だ。

ショットガンのビーンバッグ弾

ビーンバッグ弾は非殺傷を目的にした弾で対象者の動きを封じる目的で使用される。シェルの内部には鉛やプラスチックの粒が沢山入っている。 写真の赤くて丸いのが6個縦に並んでいる下2個がビーンバッグ弾だ

アメリカのパトカーの後部座席

アメリカのパトカーの後部座席

アメリカのパトカーは日本のパトカーと違い運転席、助手席と後部座席は完全に独立しているので運転席の横にある銃を後部座席から触ることは出来ない。後部座席は外からしか開けれないのは日本と同じだ。

出典:Received my new Squad and thought you all might enjoy it.

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